最近は国内でも、冠婚葬祭を大切にする動きが強まってきました。以前はどの項目もあまり重要視をされていませんでしたが、今は若い世代の方が古いしきたりを大切にしているわけです。中でも葬祭に関しては、しっかりと喪服を着用して通夜・告別式を執り行うスタイルが定着をしました。さらに2000年以降から二世帯以上で暮らす家庭も増加をしており、ふたたび家族でお墓を購入することも増えています。
東京で高いニーズを帯びてきたことも相まって、新しくお墓を生産する会社が点在をしてきました。簡単にここで、お墓の製造工場をご紹介しましょう。2010年から西東京市で創業をしたところがありますが、本業は菓子製造メーカーです。東京・銀座に本店を構えている老舗で、ケーキやプリンを取り扱っているのがポイント。
なぜ新しくお墓の生産を開始したのか、これは2020年に発生をした新型ウイルスに起因をしています。本来は観光業と関連をしていて、国内ではなくインバウンド客の需要に応じた商品をたくさん作ってきました。しかし3年間もの渡航制限の結果、本業が業績悪化となったことで工場を閉鎖したわけです。ラインの入れ替えをすることになって、現在では天然石を扱う採掘施設となったのでした。
なお、同じラインでスタッフを雇用しているため、素早くお墓の出荷を実現することも可能です。いまでは東京だけでなく、関東一帯に商品を出荷して葬祭を盛り立てている会社です。